ご挨拶に代えて・・・Here They Are…The Beatles!(パート1)

昨年末、このWebサイトを吹っ飛ばしてしまいまして。
で、どうにか冬休みを利用して復旧したのは良いのですが・・・肝心の中身がありません(苦笑)
苦肉の策として10年近く前にmixiに載せていた京都時代の思い出話をば。
私が音楽を始めるに至ったきっかけなどが記されています。
文字ばかりで見にくいですけど・・・
 
マイミク、キハチに触発されて・・・Beatlesネタをば(^^)
超長いよ(^_^;)
昔々、京都のとある中学校で知り合った二人の男子生徒(とりあえずここでは「じょん」と「じょーじ」としときます)がいましたとさ。
名字の50音順が近かったため、二人は前後の席になりました。
休み時間に入り、お互いどちらからともなく話し掛けた中でじょーじはじょんに言いました。
「お前Beatlesって知ってるけ?」
この言葉がこの物語の始まりです(^^)
じょんはBeatlesと言われても名前を知ってるくらい。
そんな中でも精一杯頑張って「おう!知ってるよ。ヤーヤーヤーやな」と強がっては見せたものの、テレビの映画紹介かなんかでチラッと見て覚えてただけ(^_^;)
(実はじょんはそのずっと前に映画好きだった叔父に連れられて映画館でクレイジーキャッツとイエローサブマリンというとんでもない組み合わせのロードショーを見てはいるのですが・・・その時点で全然覚えてません(^_^;)
その後じょんはじょーじの家を訪れます。
じょーじの家は子供部屋だけが全く別な場所にポツンと存在し、そこは当時から真面目な子、そうでない子含め溜まり場となっていました。
そこでじょんはじょーじから一枚のレコードを聴かせられます。
それは・・・確かにBeatlesのレコードではあるのですが・・・俗に言うブートレッグ版、なんと「Beatles Live At武道館」だったのです。
1966年に来日し、当時センセーションを巻き起こしたそのライブを収めた貴重なレコード。
A面の1曲目に針が落とされました。
会場のもの凄い歓声から始まり、司会のEHエリックさんがマイクの前で演奏に際して云々と注意を述べます。
その後「さて皆様お待ちかね、Here They Are…The Beatles!」という叫び声にも似たMCの後彼らがステージに登場します。
おもむろにチューニングを始めるBeatles。
衝撃は何の前触れもなくやってきました。
いきなりJohnの短いギターのイントロが始まり、演奏されたのは・・・Rock’n Roll Music・・・その瞬間じょんの身体にもの凄い電気が走ったのです。
『音楽を聴いて一晩眠れなかったのは後にも先にもあの時だけだ・・・』
じょんは後にこう述べてます。
衝撃はそれだけに留まりません。
じょーじの家にはピアノやエレキギターが置いてあったのです。
じょーじのお兄さんは中学の2年上で、その頃既にバンド活動なるものを始めていました。
その影響もあってか、その兄弟は早くから音楽を演奏するということに開眼していたのです。
恐る恐るじょんはじょーじのギター・・・Grecoのレスポールモデルを触らせて貰います。
勿論まともに弾ける訳などありません(^_^;)
その日からじょんのじょーじ宅訪問は毎日続くようになります。
学校が終わって、まずはじょーじと二人じょんの家に行きそこからチャリンコでじょーじの家へ向かいます。
で、毎日のようにギターの練習やらBeatlesのレコード聴きまくりです。
二人でギターの練習に励んでいたのですが
その時点でじょんはまだギターを持っていませんでした。
彼はお小遣いを貯めたり前借りしたりという・・・ガキンチョがものを買って貰う時によくやる常套手段でもって、新京極にある楽器屋さん「渡辺楽器」で中古1万5千円なりのGreco SGモデルを手に入れます。
二人でギターを手にした訳ですから練習は加速する一方!
そのうち、当然のことではありますが、彼らはバンド結成に思いを馳せるようになりました。
同じクラスの同級生をなんだかんだ言いながら引き込み(ベーシストは最初ギターが欲しいと二人に相談したのに「いや、お前はベース買うべきや!」などと言う詐欺みたいな方法でバンドに引き入れたというのは・・・事実です(^_^;)
バンドを結成します。
バンド名はWoodstock・・・これを呼んでいる諸兄におかれましては当然のことながら、あの伝説のロックフェスね・・・と思われるかも知れません。
違~~~~~~~~~~~う!
スヌーピーの黄色い鳥さん・・・あれです。
だって当時Woodstockなんてフェスのこと知らなかったんだもん(じょん談)
そこから中学生の素人バンドWoodstockは中学校の文化祭へ出場するという目標を胸に来る日も来る日も練習に明け暮れるのでした。
お~っと、話が思いっきり長くなってきた(^_^;)
とりあえず、Beatlesのリマスターを記念して、私のBeatlesにまつわる思い出話でした。(^^)
続きはまた今度

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