Gilbert O’Sullivan – Tomorrow Today
British編は・・・濃くなります(苦笑)
何せBeatlesから入ってるんで、色々好きなアーティストが多いのです。
でも、まず選んだのはこの曲、Gilbert O’SullivanのTomorrow Today
10年以上前TBS系かな、ドラマの主題歌に使われて「!?」ってなったのを覚えてます。
この人のメロディーセンス、大好き!天才だと思ってます!
Badfinger – Without You
お次はBad Finger。
この曲はニルソンでご存じの方の方が多いかな?
オリジナルはこちらです。
私的にはオリジナルの方が比べものにならないくらい良いと思ってるんですけどね。
Bad Fingerがこの曲を出したときには、ニルソンの時のようなヒットには恵まれませんでした。(ニルソンバージョンは全英・全米共に1位を獲得してるんですね)
日本でのみシングルカット(しかもB面)された模様で、イギリス、アメリカ共にアルバムの中の一曲としての扱いだったみたいです。
未だに根強いファンが世界中にいるバンドなのですが、現役で活動していた頃には結構苦しかったようで、メンバーのうち二人が自殺してしまったという悲劇のバンドでもあります。
そうそう!このバンドはAppleレコード所属のバンドでした。
ポールやジョージに可愛がられていたようです。
ちょっと信じられない!(苦笑)
後年マライア・キャリーもカバーしたみたいですね。
とにかく「This is Rock Ballade」と言っても良いくらいのメロディアスで力強いラブバラードだと思います。
全くの余談になりますが、仙台出身のロックバンド「ハウンドドッグ」がデビュー前、アマチュアの頃にライブで演奏してました。
Pilot Call me round
つい5~6年前までこのパイロットっていうグループは「カナダ出身」のバンドだと思っておりました。
「Canada」っていう曲を出してるくらいなんで絶対そうだって思ってたら・・・なんとイギリスのバンドでした(苦笑)
中学生の頃(1970年代半ば)京都の近畿放送(現、KBS京都)で洋楽番組をやってまして。
司会はヤングオーオーでもお馴染み「デデ」こと故 川村ひさし(後に龍一)さん。
その当時のことが判らない人にとっては「何のこっちゃ?」かも知れませんが(苦笑)
とにかくその洋楽番組「ポップスインピクチャー」という番組でこの曲を知りました。
ずっと私の記憶の中では「Music in USA」という番組だと思っていたんですが。
当時まだ洋楽を専門に紹介する番組なんてなかったんじゃないかな?
とにかく検索してみたら超貴重な当時の映像がありましたので、まずはそれを貼り付けてみます。
これ、京都だけ?
だとしたら当時京都に住んでた私と同世代くらいの方にとっては涙が出るような映像ですよ!
確かにこんな感じでした!
なんで、ポップスインピクチャーなんでしょうね。
閑話休題
で、肝心のPilotです。
先ほどカナダのバンドだと思ってたと書きましたが、なんとメンバーの内の2人はデビュー前のベイシティーローラーズに在籍していたらしいという・・・いやはや、どこでどう繋がってるんだか判らないですね(→音楽業界)
で、この曲を歌っているDavid Paton(デヴィッド・ペイトン)という人は、後にアランパーソンズプロジェクトやらエルトンジョンバンドやら、リックウェイクマンのサポートとかやってるみたいで。
どうにもベイシティーとその辺りが結びつきません(苦笑)
はい、前置きがやたら長くなりましたが曲行ってみましょう!
なんでしょ!このポップな曲調!
哀愁を帯びていて、でも何となく甘ったるさもあり・・・このバンドは案外知られてないんですけど、この他にも良質な曲を一杯リリースしております。
Elton John – Tiny Dancer(From Almost Famous)
私の周りに何故か好きだという人が少ない「超大物」
エルトン・ジョンさんでございます。
この人もヒット曲は数々あれど・・・私が選んだのはこの曲!
1999年公開のアメリカ映画「あの頃ペニー・レインと」の中の挿入歌でもあります。
この映画が大好きで!
中でもこの曲が使われているシーンは、私の宝物みたいな感じです。
なので、今回は曲そのものというより劇中歌が使われているシーンの動画です。
ミュージシャンのツアーに同行することになったロックライター志望の少年と、いわゆるグルーピーと言われるような存在のペニー・レイン。
この二人と新進気鋭のロックバンド、スティルウォーターのギタリスト、ラッセル。
この三人を主軸に展開する映画なのですが、ツアー中にラッセルがあるトラブルを起こしてしまいます。
バンドのマネージャーがそのトラブルから彼を救い出し、ツアーバスに乗せ、バンドは次の演奏地へと向うのですが、その車中気まずい雰囲気が流れます。
そんな中バスの中に流れていたこの、「Tiny Dancer」を誰ともなく歌い出すと、一人又一人と一緒になって歌い出し、やがて全員で大合唱!
そうこうする内にバスの中を支配していたぎこちなさが溶けていくという・・・何とも見ていて気持ちの良くなるシーンなのです!
この映画を見て、この曲が大好きになりました(単純)
エルトン大先生であれば、黄昏のレンガ道(グッドバイ イエロー ブリックロード)とかダニエル、僕の歌は君の歌など好きな曲は枚挙に暇がないんですが、その中から敢えてこれを取り上げてみました。
曲というより、映画の紹介になってしまいましたが・・・未見の方は是非一度見てみて下さい!
Bee Gees – Melody Fair
イギリス出身ですけど、オーストラリアでデビュー・・・まぁBritish編で問題ないですよね(苦笑)
これも「映画音楽」と位置づけて良いかな。
我々世代の名作映画「小さな恋のメロディー」の主題歌です。
ビージーズは得意じゃなくてもこの映画のサントラに入っている曲は好きっていう方は多いんじゃないでしょうか?
この映画の後「サタデーナイトフィーバー」なんかもヒットしたりで、何やかんやとヒット曲を持つグループではありますね。
バリー・ロビン・モーリスのギブ3兄弟で構成されたグループですが、私もそんなに詳しくはありません(苦笑)
とにかくビージーズといえば「小さな…」と結びつく感じでしかないものですから(苦笑)
しかしこの映画・・・当時爆発的にヒットしたんですよね。
日本だけヒットしたのかな?
あまり他国でヒットしたという話しは聞かないんですけど(苦笑)
主演のマーク・レスターとトレーシー・ハイドの可愛いこと!
当時の日本は、今ほど豊かな感じでもなかったので映画に登場するロンドンの街並に「異国の都会」を感じたものでした。
今じゃ却って「温故知新」的なイメージになっちゃいましたけどね(苦笑)
映画を知らない人にとっては「普通の曲」かも知れませんが、この映画を観た人にとってはこの曲のイントロが流れるだけで「涙腺が緩む」くらい温度差のある曲だと思います(笑)
Bad Company – Shooting Star
数年前でしたか、Bad Companyがやって来るというので某ライブハウス社長と一緒に東京国際フォーラムまで観に行きました。
勿論ある程度の期待はあったのですが、遙か昔に解散しているし、最近何かトピックがある訳でもなし・・・そんな期待と不安相半ばするような感じで観に行ったのを覚えています。
その年の来日公演は生憎ギターのミック・ラルフスが手術したか何かで来日をキャンセル。
代わりに・・・といってもここ最近のBad Companyのライブではサポートメンバーを務める元ハートのハワード・リーズが一人でギターという編成でした。
オープニングは頭からお馴染みの、そう!あの曲ですね。
Can’t Get Enough・・・もう最初から客のほとんどを占めるオジサン総立ち!みたいな状況ですよ(苦笑)
で、素晴らしい演奏が続いたんですが後半だったかな、この曲が流れてまたもや総立ち!
久しぶりに「鳥肌の立つ」ライブを見ました。
今まで色々なライブを見てきましたが自分的に間違いなく3本の指に入ると自信を持って言えるライブでした。
アンコールでは、普段ミックに遠慮してかやらないFreeの曲「Be My Friend」まで演奏してくれて。
ドラムのサイモン・カークは亡きポール・コゾフの事を思い出したのかドラム叩きながら泣いてるし。
あれは一生忘れられないシーンだったな~。