星野前監督のご冥福をお祈りいたします。

楽天生命パークへ献花に行ってきました。帰る頃には涙雨・・・合掌

あれは、2014年シーズンの夏スタ終わりからだから、丁度監督が復帰する頃とかそんな頃からでしょうか。
うちの会社で楽天イーグルスさんのお仕事をさせていただく機会を得ました。
今も変わらずお仕事はさせていただいているんですが。

そんなご縁もあって楽天イーグルスを日頃応援している身には応えますね。
あまりに突然の訃報で・・・実際にお目に掛かったことはないのですが、それなりに親近感は感じていました。
元々タイガースファンだったということもあり(私がタイガースを熱狂的に応援していたのは1985年までなので、タイガース時代の星野監督の印象は薄いんですけどね)、勝手に何かしらの縁を感じていたんですが。
仕事もプライベートの試合観戦も含め、数え切れないくらい球場へは足を運んでいるのですが、お見かけしたことが一度もないんですよね。
これはこれで不思議なもんだなとは思います。

闘将という言葉がこれほど似合う方もいないですよね。
NHKでの解説者時代のイメージでは、いつもニコニコしながら和やかに話されていた記憶があります。
が、一度グラウンドに出ると・・・これはもう言わずもがなですね。
傍にいると、例え和やかにしてらっしゃっても身が引き締まるというか・・・周りにいる方々は戦々恐々としてたんだろうなと思います。

そんな星野さんが亡くなられて、メディア上では色々な方々のコメントが載っています。
押し並べて皆さん「普段はとても優しい方だった」と。
思うに今時大変珍しい「キチンと人を叱れる」人だったのかなと。
だからこそ激しく怒っても(時には鉄拳制裁など加えても)、皆さんが「良い思い出しかない」的なコメントを出されるのかなと思います。
人を叱るって凄くエネルギーがいることで・・・そのエネルギーを使うのがバカらしいとか、無駄だとか思う人が悲しいかな今の世の中増えているもんですから、「叱る」ということよりも「指導する」という方向にシフトしてきてるような気がしますね。
人を叱るためには、自分もその人に対して責任を持つという覚悟が必要で・・・それは、確かに今時簡単にできることじゃないんだけど・・・そこで責任を取りたくないばっかりに「指導論」みたいなメソッドを作り上げる。
それに則って指導している分には、少なくとも責任を問われる可能性は随分と減りますからね。

そういうところをガツッといける親分肌の人ってこれから益々減ってくるんでしょうね。
前時代的ですかね(苦笑)
昭和は益々遠くなりにけり・・・って感じですね。

合掌。

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