えーしーでぃーしー

AC/DCベスト盤「Greatest Hell’s Hits」でございます。
何を今更な買い物ではございますが(苦笑)

昨年の暮れ頃だったかな・・・ずっとAmazonで気にしていたんだけど、売り切れ状態が続いていたAC/DCのベスト盤が入荷しましたというメールが入り、見てみたら既に最後の一枚という状況で。
慌てて購入したのは良いんだけれど、購入後に気が付いたのです。
なんと販売元はロシア!(苦笑)

ロシアからなんて・・・さすがにもの買ったことないよ!と思いながらも、あっという間に購入したこと自体忘却の彼方へ。
それが2日ほど前に届きました。貫禄の二枚組!
昔から「かじる程度」に聴いてはいたけど、こうしてじっくり聴く機会というのを持ったことがなくて。
やっぱ、シンプルだけどツボを得た曲作りだったりリフだったりしますよね。
スピード感があってPopなのに格好良いリフとか。
アンガス・ヤングのギターの音色もSGにMarshall1959なのかな?
私的にはその硬質な感じがJCM800ぽく聞こえるのだけれど、たまたま知り合い(というほどでもないんだけど)のMarshall関係者のブログによれば「ステージでは1959のタワーが・・・」という記述があるから1959なんでしょうね。
とにかく音がね、ソリッドで「良い感じの歪み」なんですよね。
我々が昔の曲などをやろうとすると、ついつい音を歪ませ過ぎちゃうんですよね。
今時のギタリストから見たら、全然「歪んでる」っていうレベルの歪みじゃないんだろうけど・・・それでもOriginalのスタジオ盤なんかに比べればはるかに歪ませちゃう訳。

これは、ひとえに「技量不足」ではあるんだけれども、昔のスタジオワークって、やっぱりいくらスタジオとは言えMarshall100Wフルテンで・・・なんてことはなかっただろうから、「それなりの」(いや、それでも多分かなりの大音量)で弾いていたんだろうけど、やっぱりどうしても音は大人しくなりがちで。
60年代70年代のロックの名盤といわれるようなアルバムを聴いても、自分が思っているより全然歪んでなかったりするんですよね。
で、それを真似て音を出そうとすると・・・もう貧弱この上ない音にしかならない(苦笑)
なんで、ついつい歪みの分量を上げてしまうという訳なんですよ。
やっぱりプロの技量は違います!(苦笑)

ところで話は変わるのだけれど、そのAC/DCのベスト盤が到着して封筒を開封した時、ふと目に付いたのがこれ!

さらばシベリア鉄道が想起される「スタンプにはロシア語の小さな文字」

写真のキャプションにも記しましたが、スタンプにはロシア語の小さな文字・・・なんか溜まりませんね~!
大瀧詠一さんの名曲「さらばシベリア鉄道」
この曲はもう歌詞がとにかく素敵!
私も多少なりともオリジナル曲を作ったりするんだけど、一生に一度で良いからこんな歌詞書いてみたい!
この曲は面白い作りで1番が女性目線、2番が男性目線。
で、3番女性、4番男性という作りになっておりまして・・・終わってしまった恋を男性・女性両方の視点から書いているんですね。
歌詞を追っていくと、恋に疲れた女性と別れを告げられて初めて自分が深くこの女性を愛していることを思い知らされた男性という両方の視点から書かれているのですね。
まぁ・・・恋の終わりは男がピリオドを打つより、女がピリオドを打つ方が私は良いと思っているんで・・・ロマンティックを標榜する男は、女性を振っちゃいけません!
振られて終わるのが男の恋だと思います。
という部分でも大変共感できる歌詞ではあるんですよね。
「僕は照れて愛という言葉が言えず。君は近視まなざしを読み取れない」
もうなんて言うんでしょ男の不器用さがロマンティックに滲み出てるこの部分・・・最高です!

作詞は言わずと知れた松本隆大先生!
この人の詩は、一つ一つ丁寧に物語を紡いでいる感じがする詩ですね。
うん、詩というよりは物語。
小説を読んでいるような気になっちゃいますもんね。この曲も然り、「恋するカレン」も然り。

とまぁ、AC/DCから話しは思いっきり脱線して大瀧詠一に辿り着いちゃいましたが・・・ま、いっか(苦笑)

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